【目指す職種】SE?PG?それともシスアド?
2016/03/20
僕はパソコンが出来るようになったら色々な仕事で役に立つのではないか?という考えでIT系の専門学校に入学しました。
学科は情報処理科だったのですが、その理由はこの情報処理科が一番人数が多かったから入りやすいだろう。といったレベルのものでした。
(他にもWEBデザインとかセキュリティとかゲームみたいな学科もあったように思います。)
さて、IT系の専門学校の中で最も人数が多い情報処理科に進んだ僕にはどういったキャリアパスがあるのでしょうか。
スポンサーリンク
ホームルームの時間
まだ入学して日が浅い段階でホームルームの時間があり、
- 情報処理科の学生にどんなキャリアパスがあるのか?
- 在学中に何をする必要があるのか?
という話がありました。
ざっくりとした内容は次のようなものでした。
システムエンジニア
- システムの設計をする人。
- 建設業界でいうと建築家。
- 難易度高。
- 給料は良い。
- プログラマがステップアップするとシステムエンジニアになれる。
- 在学中の目標資格は基本情報技術者~ソフトウェア開発技術者(現在の応用情報)。
プログラマ
- システムを作る人。
- 建設業界でいうと大工。
- 難易度中。
- 給料は普通。
- システムエンジニアを目指す人はまずプログラマからやるのが一般的。
- 在学中の目標資格は基本情報技術者。
システムアドミニストレータ
- システムを運用する人。
- 建設業界でいうと保守点検業者。
- 難易度低。
- 給料は低い。
- システムアドミニストレータからプログラマやシステムエンジニアになるのは大変。
- 在学中の目標資格は初級システムアドミニストレータ(現在のITパスポート)
全て初めて聞く言葉でした。
僕はそれまで「パソコンが出来ればなんかしら仕事見つかるかなー。」程度にしか思っていませんでしたが、パソコンを使って仕事をするのではなく、パソコンを作ることを仕事にするわけか。という解釈をしたのでした。
※パソコンを作るわけではなくソフトウェアを作るのですが当時の僕の理解はこの程度でした。
そして、この3つの中でどれを目指すか各自考えておくことが宿題になりました。
この3つを比べたときに、システムアドミニストレータ < プログラマ < システムエンジニアという明らかな上位互換性を感じた僕は、迷うことなくシステムエンジニアを目指すことに決めました。
夏休みはないと思え
さて、3つの選択肢を提示されたシステムエンジニアを目指すことに決めた僕は、その旨を先生に伝えました。
僕「俺、SEコースにするね。」
先生「パソコン初心者が在学中に基本情報に合格するのは本当に大変だよ?」
僕「大丈夫、大丈夫。」
先生「夏休みなんてないよ?」
僕「大丈夫・・・。(嫌だけど・・・)」
SEコースの場合、どうやら夏休み返上で毎日学校に来て勉強する必要があるようでした。
僕の周りでは高校卒業後に進学した友達よりも働いている友達の方が多かった為、親に年間100万も学費を出してもらって学校に通っていることに負い目みたいな感情がありましたし、せっかく行くからにはそれなりのものを学びたいという気持ちがありました。
こうして僕は半年後の秋に基本情報技術者の試験を受けるべく、通常の授業に加えて休み返上の集中講座(無料)も受けることになったわけです。
学校にとっては難関資格を取得したり有名企業に内定する学生というのは学校の宣伝になりますから良いことなんでしょうね。
SEコースを選択した学生には先生達が優しかった気がします。
これまでずっと不真面目な学生だった僕でしたが、絶対に合格してやろうという気がしてきたのでした。