SE年収1000万までの道のり

パソコン初心者の僕が年収1000万を超えるまでにしたこと。仕事、転職、独立、副業、投資など。

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経歴詐称がバレバレの外注にクレームを付けた結果

      2016/03/20

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僕の部署は金融系のSI案件をメインでやっていて、僕は小規模な案件(3000万位)のPLとして、上流工程のSE作業とチームのマネジメント業務をやっていました。

 

そんな中、1人の外注(35歳位の男)の経歴書が明らかに経歴詐称だったので、僕はその会社の営業にクレームを付けましたw

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面接や経歴書は問題なし?

僕のやっていた案件も開発フェーズに近づき、増員が必要になってきました。

 

既に設計フェーズから参画していた外注の会社に真っ先に声を掛けてみたのですが、残念ながらスキルマッチ(java経験3年以上)する要員は空いてないとの回答でした。

 

僕(マジかー。本当は設計から入ってる人と同じ会社が良かったんだけどなー。)

僕(今はエンジニア不足だから仕方ないか。)

僕(ウチの部で使ってる他の会社に当たってみるかな・・・。)

と、出来れば同じプロジェクト内で実績(信用)のある会社が良かったのですが、要員が居ないとのことでしたので他のプロジェクトで使っている外注先に声を掛けてみることにしました。

 

後日、スキルシートが担当の営業から送られてきました。

  • 35歳(男)
  • 金融系の案件を中心に経験は12年
  • リーダー経験あり
  • javaの経験は3年程
  • 単価65万(超過清算あり)

 

僕(おー!めっちゃベテランやんw)

僕(この会社はこのスペックで65万で良いんだ・・・。安っ。)

僕(後は面接で変な人じゃなければOKっしょw)

と、スペックと金額だけ見ると明らかにお買い得感があったので、面接で明らかに変な人じゃなければこの人にお願いしようと思いました。

 

面接はふるいに掛けることが目的という感じではなく、基本的に発注する前提で案件の説明を行いました。

(会社対会社で結構長い付き合いだったので、発注前提が暗黙の了解です)

 

発注先のパートナーの社員との事でしたが、話した感じだと、ちょっと大人しい人かな?という位で、特に変な人オーラ(不潔・意味不明な発言)はありませんでしたし、

別の部署ではこの外注先から派遣されている人が結構いたので、「まあ、大丈夫かな」といった感じで正式に発注することにしました。

経歴詐称に薄々気付く・・・

参画後、業務説明をしながらスキルレベルを計っていった感じだと、どうもあまりjavaの経験がなさそうな感じがしました。

一応本人はjava経験が3年あると言っているものの、僕は明らかにjava経験が殆ど無いのに無理して分かったフリをしているように感じました。

 

しかし、年齢的にも経験的にも先輩の彼に恥をかかせるような事はしたくありませんでしたので、細かい突っ込みや、カマを掛けたりはせずに、そこはうやむやにしておきましたw

 

僕(この人JPSとかServletとか全然分かってないな。)

僕(実装レベルはせいぜいHello Worldが出来ますっていうレベルっぽいなw)

僕(まぁ経験年数はあることだし、共通メソッドとか簡単なところから始めてキャッチアップしてもらうしかないか。)

と、彼のスキルに不安があったので、作業は細分化して、共通処理系のメソッドの実装お願いすることにしました。

外注の成果物

共通系のクラスの実装をお願いして2日程度が経過しました。

特に期限は決めていなかった僕は、進捗を確認したくて外注に声を掛けてみました。

 

僕「実装の感じはどうですか?順調ですか?」

外注「クラスの大枠は出来てきたのですが、今は細かい部分を実装しています。」

外注「明日には完了出来ると思います。」

 

僕(1クラスの実装だけで3日も掛かるのか・・・。)

僕(正直1日も掛からないボリュームだと思ったんだけど・・・まぁ最初はそんなもんか。)

 

僕「ちょっと中間レビューという感じで、ソースをざっと見せて頂けますか?」

外注「あ。はい。」

 

と、ちょっと余りにも進捗が遅かったので心配になってソースコードを見てみることにしました。

 

僕(どれどれ・・・)

僕(うほ!マジかwコイツはヤベーぜw)

 

僕は業務でjavaの三次元配列を初めて見て衝撃を受けましたw

そして、インデックスを巧みに(?)操るそのコードは、もはややりたい事がサッパリ分かりませんでした・・・。

 

僕(クラス使わないで配列で頑張るとか・・・明らかにオブジェクト指向言語やったことないだろw)

僕(しかも、「Boolean bPaymentFlag;」ってなんだよw)

僕(今時ハンガリアン※かよw)

※ハンガリアン⇒型が分かるようにbとかstrとかを付けること

 

僕(java経験3年って明らかに経歴詐称だろw、しかもこのレベルだと業界経験12年ってのも疑わしいな・・・。)

 

そして僕は、彼にコーディングの「いろは」から教えるハメになってしまいました。

並みのPGなら1日もあれば終わるだろうと思っていたクラスの実装に、結局1週間(+僕の労力)も掛かってしまいました。

(1週間掛かっても納得いく代物ではありませんでしたが、キリがないので妥協しました・・・。)

 

その後も彼の生産性や品質は、並みのPGの5分の1程度が続いたので、流石にこりゃダメだと思い、営業を呼んでクレームを付けて代替要員を寄越すように言う事にしました。

クレームを付ける僕

僕「栗田さん(外注)の生産性が低すぎて困っています。」

僕「具体的に言うと、並みのPGなら1日で終わるようなクラスの実装に私のサポート付きで5日も掛かっています。」

僕「しかも、コードを見ると素人レベルの品質です。」

僕「経歴書にjava経験3年って書いてありましたけど、全然javaが書けないのはどういうことですか?」

 

営業「栗田がご迷惑をお掛けしておりまして大変申し訳ございません。」

営業「栗田のスキル不足に関してで御座いますが、実は栗田は弊社のパートナーのパートナーの社員で御座いまして、私共としても栗田のスキルを十分に把握しておりませんでした。」

 

と、なんと彼は「外注の外注の外注」という訳だったのです。

 

この時点で大体理解しました。

4次受けの会社で余っていた彼を(通称、待機要員とか社内ニート)、彼の会社が無理やり仕事にあてがう為に、殆ど経験の無いjavaを3年経験したように経歴書を偽装して派遣したんだな。と。

しかも4次受けで単価65万でやれるってことは、本人は手取り20万位だろうから、恐らく別の業種からの転職で経験年数は少ないはず。

とはいえ、年齢的に経験2年とかって書く訳にも行かず、年齢に見合う経験年数ってことで12年って書いたんだろうな。と。

 

僕「そうですか・・・。」

僕「それに関しては今後注意して頂くとして、この件はどうして頂けますか?」

 

営業「栗田からも事情をヒアリングする必要があるかと思いますので・・・。」

営業「一旦、栗田の会社の営業とも話をさせて頂いて、その後で結果をご報告する形にさせて頂けないでしょうか?」

営業「その結果、栗田の会社から代替要員を出させるか、弊社で手配するかを検討させて頂けないかと・・・。」

 

僕「そうですね、分かりました。」

僕「こちらの作業指示に問題があった可能性もありますので、栗田さんからも事情を聞いた方が良いですね。」

と、作業指示の問題ではないことは分かっていたのですが、敢えてこちらに非がある可能性も示唆しておきました。

後日、営業の言い訳

後日、改めて営業が説明にやってきました。

 

営業「栗田の会社とも話をいたしまして・・・」

営業「本人としても要領が良くない点があり、ご迷惑をお掛けしている部分は実感している。とのことでした。」

僕(おー、なるほど。)

僕(経歴詐称を突っ込まれたら「要領が良くない点がある。」って言うのか。)

 

営業「本人としては何とか頑張らせて頂きたいとの思いなのですが、弊社としてはこれ以上ご迷惑をお掛けする訳にはいきませんので、弊社の中でスキルの保証が出来る代替要員をご用意させて頂きます・・・。」

 

僕「そうですか。ありがとうございます。」

僕「パートナーでも構いませんよとは言っていますが、今後はもう少しご注意頂けると助かります。」

営業「はい。大変申し訳ありませんでした。」

僕「それでは、今後とも宜しくお願いします。」

 

と、結局彼は参画後2週間でこの現場を去ることになりました・・・。

今思うこと

青空

僕は「責任取れないなら経歴詐称するんじゃねーよw」と言いたいです。

逆に言うと、責任とれるなら経歴詐称しても良いんじゃないかなと。

 

例えば、チーム単位の提案で、チーム全体でアウトプットを保障してくれるのであれば、1人位スキルマッチしていない人を紛れ込ませても発注側としては何も問題ありません。

 

ただ、この例のように1人でプロジェクトに参画して、その結果全く使い物にならないというのは困りものです・・・。

現場も、営業も、本人も皆んなロクな目に合わないですから。

 

無理やりぶち込んだ4次受けの会社としてもクレーム付けられて2週間で切られたんじゃ結局損ですよね。

(ただ、スキルマッチしていない(経歴詐称)と分かっていても中々切らないPL・PMもたまにいますので、そういう現場にぶち込めればラッキーって感じだったのかも知れません。)

 

結局、面接をしっかりやらなかった僕が悪いんですけどね。

 - 一次ベンダー時代