SE年収1000万までの道のり

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上司の僕が部下(外注)より先に帰るのはダメなのか?

      2016/03/20

SOFTHOUSE_VOL020

僕は60人月位の開発案件を自社に持ち帰り、予定通り請負契約で開発を進めていました。

 

発注元の大手SIerに長く派遣されていた僕は、業務知識やその現場のフレームワーク等の開発ノウハウがあることを買われて、この開発案件のPL(プロジェクトリーダー)を任されていました。

チームメンバーの中には、先輩、後輩、新人、外注と様々な人がいたのですが、ある日僕は外注より先に帰ったことでマネージャーに怒られることになったのです。

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プライベートな予定があったので早く帰る僕

このプロジェクトは最終的にはデスマーチっぽくなるのですが、開発の段階では設計書に基づいてプログラムを作るだけなので基本的にはそこまで稼働時間は高くありませんでした。

(平均残業時間でいうと月に40時間位だったかと思います。)

 

作業の割り振りも、特定の人に負荷が集中しないようにスキルの高い人には難しい機能、スキルの低い人には簡単な機能といった形で割り振っていました。

 

しかし、外注のスキルが素人に毛が生えた位しかなく、一番簡単な機能(マスタの照会画面とか)を割り振っているにも関わらず、遅くまで残業してやっとオンスケだったのです。

 

自分のタスクがオンスケの人は定時で帰っても問題ない雰囲気でしたので、先輩社員や後輩もそれなりに早い時間で帰っていきました。

そしてある日の夜、プロジェクトメンバーは僕と外注しか残っていませんでした。

 

僕「今日は予定があるのでもう帰ろうと思うのですが、何かありますか?」

外注「いえ、特に何もないです。」

僕「そうですか。それではお先に失礼します。」

外注「はい、お疲れ様でした。」

 

と、ごくごく普通にその日は会社を後にしました。

そして翌日・・・

マネージャー「タカ、ちょっと良い?」

僕「はい。」

 

場所を移動して・・・。

 

マネージャー「館林さん(別のプロジェクトのマネージャー)から聞いたんだけど、昨日あの外注さん1人で23時位まで残って作業していたらしいよ。」

僕「あ、そうなんですか。」

マネージャー「でだ。館林さんにも指摘されたんだけど・・・」

マネージャー「なんでお前が外注置いて先に帰ってんだよ!」

僕(えっ!?)

 

僕は別に先に帰っても何も問題ないだろと思っていたのですが、マネージャーが結構本気で怒っていたので、瞬時にこれはダメなことなんだと理解しました。

 

しかし、一番簡単な機能を割り振っているにも関わらず定時内で終わらせられないのは外注自身の問題だと思っていましたし、そもそも僕がずっと派遣されていたSIerでは、外注の僕を残してプロパー社員が先に帰るなんて日常の光景(むしろ当たり前)でした。

なので、僕はマネージャーの叱責に納得がいきませんでした。

 

マネージャー「外注残して先に帰るなんてリーダーとしての自覚あんのかよ?」

僕「はい、すいません・・・。」

マネージャー「ったく・・・。」

 

「そんなこと言ったら社長は毎日全社員が帰宅するまで会社に残るのかよ!」

と言いたかったですが、ここは素直に謝っておきました。

今思うこと

青空

うーん、今思うとなかなか難しいところですかね。

 

当時の僕としては、

1番簡単な機能を割り振っているにも関わらず、定時内で終わらないのは外注自身の問題。僕が居るとか居ないに関わらず自分のタスクはスケジュール通り終わらせるべきだ。

とか、

 

僕が外注の立場(大手SIerに派遣されていた頃)だった頃、プロパー社員は僕に定時内ではとても終わらない量のタスクを振っておきながら、自分は先に帰るなんて事は日常茶飯事だった。

僕は定時内で余裕で終わる量のタスクしか振っていないのに何で怒られるんだよ。

とか、思っていました。

 

しかし、マネージャーや、社内の別のプロジェクトの人達から見たらそうではなかったんだと思います。

 

外注に無茶な量のタスクを振って、プロパー社員やリーダーは先に帰っている。

そんな風に見えたのでしょう。

(確かにそう見えますよね・・・。)

 

この会社の社員として、この時点の僕が取れるベストな対応は、

  1. マンツーマンでサポートし、一緒に残業して開発する。
  2. 今日はもう上がりましょう、と言って一緒に帰る。

のどちらかだったんだと思います。

 

しかし、今の僕だったらこの外注は速攻で切ると思います。

 

僕の持論としては、SEのセンスが無い人はとことんセンスが無いと思っていて、センスがないSEは幾ら努力(長時間労働とか)しても中々十分なアウトプットを出せないと思っています。

プログラマーは適性(向き不向き)で9割決まる

 

もちろん他人より努力していることは素晴らしいですし本当にリスペクトします。

それは間違いないです。

 

でも、1番簡単なマスタの照会画面作るのに23時まで残業しないとオンスケに出来ない上、品質も低いのは明らかにSEとしてのセンスが無いです。

新人でさえもっと難易度の高い機能を、高品質で、定時上がりで、実装していました。

 

もしも、その人が同じ会社の社員だったら

「1.マンツーマンでサポートし、一緒に残業する。」

を選んで一所懸命サポートしたと思います。

 

しかし、その人は外注なので速攻切るべきだったと思っています。

 

(誤解しないで欲しいのはSEのセンスが無いから悪いとかダメだとかは一切思っていないです。個性の一つです。人には長所と短所が誰でもあるように、たまたまその人はSEのセンスが短所だっただけ。としか思っていないです。その人の長所は他に沢山ありますのでSEとしてのセンスが無い(開発が出来ない)という事だけでその人を侮辱したりするのは非常にナンセンスだと思っています。)

 

だって、

「1.マンツーマンでサポートし、一緒に残業する。」

を選ぶ位なら僕が自分で作ってしまった方が早いですから、この外注に毎月何十万も払ってプロジェクトに参加してもらっている意味がなくなってしまいます。

 

「2.今日はもう上がりましょう、と言って一緒に帰る。」

とか何なんでしょうw?

自分のタスクが終わってないのにリーダーが帰るから自分も帰るとか全く意味が分からないです。

 

この会社は良く言えば人情味溢れる会社でしたので、こういった考え方が社風だったんだと思います。

 

昔はリーダーは外注より先に帰るなというのも多少は理解出来たのですが、今この話を思い出すと納得いかないですね・・・。

多分、僕が外資系企業で働いたり、独立したりしたことで少しドライな考え方に変わったんだと思います。

 

どっちが正しいとか、どっちが良いとか、一般的にはどうなんでしょう?

やっぱり会社によるんでしょうかね。

 

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