面接に落ちて自信を失った僕
2016/03/20
僕は転職エージェントの紹介で、明らかに高望みとも言える業界最高峰の大企業に面接に行ってきました。
駄目元で送った書類が通ってしまったので、僕は、
「これは・・・。もしかすると、もしかしちゃうかもw」
と、完全に浮かれていました。
が、しかし、実際に面接に行ってみると、技術力の面でもマネージメント経験の面でも、僕は彼らの求めている水準に明らかに達していませんでした。
それこそ、
「こんなレベルで面接来ちゃってすいません・・・。」
と思う位にレベルの違いを痛感させられました。
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取り敢えず凹む
僕はそれまで面接で落ちるという経験をしたことがありませんでした。
バイトの面接なんてまず落ちることはないですし、新しいプロジェクトに参画する際の面接も既にネゴれている場合が殆どで滅多に落ちたりしません。
また、専門学校時代の就職活動も1社目で合格してそのまま入社することにしたので、一般的な学生に比べると面接自体の場数も少なかったです。
しかし何を勘違いしたのか、僕は、
- 「書類さえ通ればこっちのもん」
- 「面接なんてまともに受け答え出来れば受かるでしょ」
位のナメた認識でいました。
なので、元々高望みとは重々理解していたものの、恥ずかしながら内心はかなり傷付いていましたw
自信を失った結果
不合格の連絡を貰ってから3日位は転職サイトやエージェントからのメールを見る気が起きませんでした。
4日目位になり、ようやくエージェントからの連絡を確認すると、最初に登録した使えないエージェントから花屋の社内SEの求人が紹介されていました。
内容は、
- 複数店舗を持つ花屋の社内SE
- 各店舗を回ってヒアリングし、社内システムを良くして欲しい
- 年収は350万
という感じで、エージェント曰く、
「ご希望の年収とは掛け離れてますが、エンドユーザーの近くで仕事出来るので如何ですか?」
ということのようでした。
確かに僕の希望年収は500万以上で、現職の年収が400万程だったのでこの求人だと年収ダウンになっていします。
しかし、ちょうど業界最高峰とも言える企業の面接でコテンパンに打ちのめされた後だったので、明らかに”ゆるふわ”感漂うこの求人に非常に興味を持ちました。
僕(お花屋さん・・・、ああ・・・いいな・・・)
そして僕は、半ば無意識のうちに応募する旨を回答していたのですw。
書類選考が通った
数日後、エージェントから花屋の社内SEの求人の書類選考が通った旨の連絡が来ました。
しかし、普通なら喜ぶところですが、その頃僕は面接でコテンパンにされたショックから立ち直っていました。
なので、
「そもそも上を目指そうとして転職しようとしてたんじゃないか?」
と、弱気になって花屋の社内SEに応募した自分の行動に疑問に感じていました。
そして、さらにエージェントから届いた情報を良く見てみると、
「手書きの履歴書持参のこと。」
と、書いてありました。
SEとして働いている人なら分かって頂けるかも知れませんが、この非効率な要求が僕にはとても耐えられませんでした。
- 職務経歴書を既に送っているのに改めて履歴書を書く必要性はどこにあるのか?
- 電子の何倍も時間が掛かる上に、使い回せない手書きを要求するのは此方を見下してないか?
と。
更にこんな事も書かれていました。
「エージェントの紹介で当社に応募する訳だから、そもそも当社に興味がある訳では無いと思う。」
「しかし、それでも当社に入りたいと思う動機は何か?」
と。
僕(はぁ?)
僕(そもそも年収350万の求人でコイツは何を勘違いしてんだ?)
当時の僕としては何のツボにハマったのか分かりませんが、相当カチンと来ました。
そして速攻でエージェントに辞退の連絡を入れました。
面接辞退の連絡
僕「花屋の社内SEの求人の件ですが、大変申し訳ありませんが辞退させて下さい。」
エージェント「え!?何故ですか!?」
折角手配してやったのに辞退だと?
ふざけんなよ。とばかりに僕に事情を聞いてきました。
(まあ、そりゃ当然ですよね・・・。)
僕は、
- 手書きの履歴書を要求することが嫌だ
- 企業側のコメントが気に食わない
- 時間も無駄だし、そもそもそんな興味ない
ということを伝えました。
するとエージェントは僕の意見に一定の理解を示したものの、次のように言ってきました。
エージェント「仰ることは良く分かりました。」
エージェント「しかし、言葉のアヤという可能性もございます。」
エージェント「本当にこの企業がタカさんの肌に合わなのかを確かめる。という目的で面接に行くのは如何でしょうか?」
僕はこのエージェントは本当に転職希望者の事を考えてないなと、つくづく感じました。
僕「確かめる必要なんてないと思います。」
僕「履歴書を書いて面接に行く時間が無駄なだけだと思うのですが?」
エージェント「しかし、書類選考を申込んで、面接をする前から辞退することは完全にマナー違反ですよ!(オコ)」
確かに、その点に関しては申し訳ないなと思って反省していました。
しかし、このエージェントにとっては企業も転職希望者も二の次で、彼は自分の事が最優先だという事も良く分かりました。
僕「はい、その点は本当に申し訳ありません。」
僕「ただ、私がヤル気も無く面接に行ったとして誰が得しますか?」
僕「私も企業の採用担当者も時間を無駄にするだけではありませんか?」
エージェント「・・・。」
エージェント「分かりました。辞退の旨、連絡を入れておきます。」
エージェント「今後はこのような事が無いようにして下さい。」
僕「はい。申し訳ありませんが宜しくお願いします。」
今思うこと
これは100%僕が悪いです。
面接に落ちたショックで自信を失い、あまり深く考えずに楽そうな仕事を選び、その後「やっぱり嫌だ」ってなった訳ですから完全に僕の身勝手ですね・・・。
今思い返しても申し訳なかったなと思います。
きっと、僕は多分他の人より打たれ弱いですね。
世の中には50社、100社と受け続けても中々内定が出ない人もいると聞くので、その人達のメンタルの強さは本当に凄いと思いますし尊敬します。
僕なんて1社落ちてこのありさまだったので・・・。
で、こんな感じで大して行きたくもない企業に書類が通ってしまった場合ですが、なるべく早く辞退するように連絡しましょう。
間違いは誰にでもある事なので、少しでも迷惑が掛からない段階で辞退しましょう。
因みに、転職活動中に書類選考後の一次面接を辞退したことがある人は70%も居るそうなので、これは結構な頻度であることみたいですね。