内定式の懇親会に呼ばれて少しマナーを覚えた
2016/03/20
僕の通っていた専門学校は2年制だったので1年生の冬頃から2年生の夏頃までが就職活動のメインシーズンになります。
2年の夏が終わる頃にはクラスの90%位の人は内定が出ていたのではないかと思います。
僕は4月の時点で内定が出ていたので、2年生の時は完全に余裕をかましていて授業を遅刻したり欠席したりするのは日常茶飯事でした。
そんな堕落した生活に入り浸っていた10月頃、僕が入社する年の内定者が全て確定したようで会社から内定式(懇親会)の案内が郵送されてきました。
どうやらホテルの中華料理屋で行うとの事でしたので、久しぶりのスーツを着て出かけることにしました。
スポンサーリンク
懇親会は高級中華料理
案内に書かれていた中華料理屋に行ってみるとそこは立派な高級中華料理でした。
僕は、
「こんな立派な店でタダ飯食えるなんて就職して本当に良かった。」
と思っていましたw
内定式の参加者は、内定者6名、役員2名、部長4名、人事2名の計14名で、内定者の自己紹介と部長の挨拶が行われ、すぐに乾杯となりました。
円卓2つだったので7名ずつ分かれて座ることになったのですが僕の席は社長と部長の隣(挟まれる形)でした。
全員「乾杯!」
全員「ゴクゴク・・・ぷはー!」
僕(うめー!酒も飲み放題かw)
部長「タカ君良い飲みっぷりだねー。さっどんどん飲んで。」
と、部長が僕にビールを注いでくれました。
僕「ありがとうございます!」
僕(あっ。これ俺がやんなきゃダメだろ。)
僕「部長。どーぞどーぞ。」
部長「ありがとう。でもタカ君、本当は両手でビンを持って、ラベルを上に向けて注ぐのが良いとされてるんだよ。」
僕「あ。すいません。知りませんでした。」
部長「いやや。謝らなくて良いんだよ。あっ。社長もどうぞどうぞ。」
社長「悪いねー。ゴクゴク。」
と、みんなお酒が好きなようでした。
僕は料理を食べようと思ったのですが、目の前に白い布が畳んで置いてあることに気が付きました。
参考画像
僕(これはなんだろう?)
僕は高級店に入ること自体初めてだったのでテーブルマナーなんて全く分かりませんでした。
そして、多分服が汚れないようにするエプロンみたいな物だろうと思って首に巻こうとしました。
しかし、どうも結ぶ所がなくただの四角い布だったので使い方が違うかも知れないと思って聞いてみました。
僕「社長。これってこれであってますか?(よだれかけみたいに首に当てて)」
社長「タカ。そりゃーねーだろw」
社長は膝の上に布を広げて
社長「こっちこっち」
僕「あー。そっちですかw」
と、記念すべき社長から学んだことの1番目は「ナプキンの使い方」になってしましたw
内定式自体は特に式典らしい事をする訳でもなく、高級料理を食べながらの懇親会といった感じでした。
社会人の飲み会は初めての経験だったので礼儀作法が分からずに困惑しましたが、会社の人達から見たら内定者はまだ「お客さん」扱いなので基本的に優しく接してくれました。
内定式の最後の方で、入社前研修というものがあるという話を聞きました。
どうやら入社前に内定者の実力がどの程度かを知る目的と、入社前にある一定のレベルまでは力を付けておいてもらうというのが目的のようでした。
レベルアップ
- ビールの注ぎ方を覚えた。
- 高級店での作法が少しだけ分かった。
話の続き⇒内定者研修の失敗例!僕が実際に受けた内容