SE年収1000万までの道のり

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【悲報】基本設計が出来ないSE

      2016/03/20

SOFTHOUSE_VOL011

受注管理システムの納品が終わり(リリースは出来なかったですが)、僕は同社の発注管理システムの方にアサインされました。

 

このプロジェクトは既に要件定義が終わっていて、僕と先輩は基本設計から参画となりました。

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プロジェクトの概要

まずはプロジェクトの概要をざっと説明しておきます。

 

基本的には先日納品した受注管理システムと同じフレームワークに発注管理の機能を載せるだけなので、仕様さえ決められればリスクは低い案件でした。

開発プロジェクトの失敗例、今思う反省点

 

メンバーは、

リーダー:大手SIer(45歳 経験20年以上)

主担当SE:大手SIer(26歳 院卒3年目)

SE:僕の会社の先輩(29歳 大卒7年目)

PG:僕(21歳 専卒1年目)

の4人体制でした。

 

進め方に関しては、前回の反省点を踏まえて大きく2点変更がありました。

1.基本設計フェーズからのユーザー参加

前回はコンサル会社と情報システム部門を中心に仕様決めを行いました。

その結果、納品後の受入テストで、ユーザーが触ったとたんにダメ出しの連発で、結局リリース出来ないという事態に陥りました。

 

そこで、今回の発注管理システムは基本設計フェーズからユーザーに参加してもらい、機能に不足がないか業務的な観点から確認してもらうとともに、新システムのイメージを早い段階から持ってもらうことにしました。

2.プログラムの開発ベンダーの変更

受注管理システムは親玉システムのグループ子会社に請負で発注していましたが、今回は先輩と僕を中心にして、僕の会社にSESで発注するということになったのです。

(請負とかSESが良く分からない人はIT業界の契約形態まとめを見ると良いと思います。)

 

僕の会社は自社サービスを持ってなく、SEを客先に派遣することで利益を出していた為、この話は大歓迎でした。

 

まあ、発注元としてもこのプロジェクトのように、仕様が決められずに設計書のFIXがなかなか出来ない場合は、常駐のSES契約で開発させた方がフレキシブルに動けて良い訳です。

しかも、先輩と僕は前回の受注管理システムでフレームワーク等のノウハウを吸収していましたのでスキル的にも安心だったのでしょう。

(人月単価もグループの子会社よりも遥かにが安かったですしw)

基本設計が出来ないSE

このプロジェクトの基本設計ですが、基本的には主担当SEと僕の先輩がやる事になっていて、僕は議事録係やドキュメント作成のお手伝い程度しかやることが出来ませんでした。

 

基本的には社内で各自担当分の基本設計書を作り、毎週2日程度ヒアリングとレビューの為に客先へ行きます。

そこでスケジュール通りに仕様が決まれば良いのですが、大体はダメ出しを食らって帰ってきます。

そうなると土日を潰して修正し、なんとかオンスケキープを目指していました。

 

さて、僕もたまに議事録係やモック修正係として客先へ行かせてもらう機会がありました。

そこで僕はこのプロジェクト最大の問題点を見てしまうのです。

 

主担当SE「えーと、それでは取引先マスタのメンテナンス画面をご確認下さい。」

情報システム部A「あれ?この画面、支払サイト必要ないんだっけ?」

ユーザA「いや、必要でしょ。」

情報システム部A「そうだよね。それじゃ支払サイト追加しといて。」

 

主担当SE「かしこまりました。追加しておきます。」

主担当SE「最大桁数は何桁にしますか?」

情報システム部A「桁数っていうかコンボボックスで選択の方が良いんじゃない?」

ユーザA「そうだね。選択する方がいいね。」

 

主担当SE「えーと・・・。???」

情報システム部A「もしかして、支払サイトが何だか分からない?」

主担当SE「えーと、支払をする為のURLのことですよね。」

顧客全員(やっぱり分かってなかったか・・・。)

ユーザA「支払サイトっていうのはね・・・。(説明が始まる)」

 

と、毎度毎度こんなやり取りをしていたのですw

 

つまりこの主担当SEは顧客の業務を全く分かっておらず、基本設計が出来なかったのです。

しかも最悪なのはリーダーで、全く助け舟を出さずに、

「任せたから。勝手にやっといて。」

というスタンスで自分の仕事(スケジュール表の更新や、上層部への報告資料の作成)に精を出していたのです。

 

普通、設計ってヒアリングと提案を繰り返しながら仕様を詰めていきますよね。

 

しかしこの主担当SEは業務が全く分かっていなかったのでただ顧客に指示を貰いに行くだけなのでした。

「こーしてって言われたからこーしました。」

「あーしてって言われたからあーしました。」

残念ながら本当にこれだけでした。

 

当然顧客は営業にクレームを出しました。

「こんなSEじゃ設計なんか出来ないじゃないか。」

「リーダーも全然設計に加わらないじゃないか。」

と。

 

営業とリーダーの間で何があったかは僕には分かりませんが、状況は何一つ変わりませんでした。

今思うこと

青空

今思うと何だったんでしょうね。この会社。

僕だったらこんな会社に絶対金なんて払いたくないですw

 

今だからこそ腹を立てたり、バカにしたり出来る訳で、当時の僕は無力な自分が悔しかったですね。

 

明らかにこれじゃダメだというのは理解していましたが、かといって

「じゃあ、お前やれよ。」

と言われても僕だって設計が出来なかったですから・・・。

レベルアップ

  • 基本設計の悪い進め方を知った。

 

次の話⇒滅茶苦茶な設計書を直すのも外注の仕事ですw

 - 中小ソフトハウス時代 ,