SE年収1000万までの道のり

パソコン初心者の僕が年収1000万を超えるまでにしたこと。仕事、転職、独立、副業、投資など。

*

新人研修でやった内容が結構良かった

      2016/03/20

SOFTHOUSE_VOL002

僕達新入社員は現場が決まるまでの間は社内で新人研修を受けることになっていました。

 

僕が入社した会社は社員100人位のソフトハウスでしたので当然立派な研修なんて出来ません。

それでもこの期間に学んだことは僕にとって今でも役に立っています。

 

今回は僕が新人研修でやった内容やそこから学んだことなんかをお話ししたいと思います。

(社外研修は別に大したことなかったのですが、社内研修の内容が良かったので最後だけでも見て頂ければと思います。)

スポンサーリンク

3日間の社外研修

僕達新入社員は入社日の翌日から、3日間の社外研修に行き、社会人としての基本的なビジネスマナーを学ぶことになっていました。

 

ここには40人位の新入社員が一つの会議室に集まり、基本的には講師が前に出て説明する形式で進行するのですが、名刺交換等は隣同士で実際にやってみたりもします。

参加者は全員社会人に成りたてだったので、雰囲気的にはクラス換え直後の教室みたいな感じで、結構楽しくやっていましたw

 

この研修で学んだことをざっくり言うと次のような感じです。

挨拶

元気な挨拶をしてくれる社員がいる会社は気持ちが良い。

そんな会社は業績も良い傾向がある。

どんな相手とでも挨拶からコミュニケーションが始まる。

報連相(ホウレンソウ)

  • 報告は結果を伝える。
  • 連絡は事実だけを伝える。
  • 相談は回答を求める。

これらを早いタイミングでやること。

もしこれらを怠ると、取り組んでいる仕事がどんどん間違った方向に進んでしまい手遅れになる。

新人が怒られるパターンの殆どは報連相を怠った為。

電話応対

具体的な取り次ぎの方法や、応対のパターン。

すぐに代われる場合、不在の場合、他の電話中の場合等、シチュエーション毎に隣同士で実際にやってみる。

名刺交換

立場の低い会社(お金をもらう側)から名刺を出す。

両手で受け取って「頂戴します。」という。

複数人で交換する場合は目上の人間から順番に交換する。

座る位置

タクシー、エレベーター、会議室での位置取り。

立場の上の人の場所とか、立場が下の人の場所とか決まっている。

 

今思い出せる限りですが、ざっくりこんな感じの内容でした。

 

この手のビジネスマナー研修って今見返すと面白いですね。

その通りに全部真面目にやってたらきっとロボットみたいでしょうねw

 

知らない、出来ない、というのは困りますが、一通り分かった上で状況に応じて崩していくのが良いと思います。

新入社員の仕事

名刺を出すビジネスマン

3日間の社外研修が終わると全員社内勤務に戻ります。

社内にいる間、新入社員は次の仕事を任されます。

家事(?)全般

先輩達デスク脇のゴミ箱に溜まったゴミを回収して所定のゴミ捨て場まで運ぶ。

流しや会議室などの共有スペースの掃除。

ポットの掃除、お湯の補充、植物の世話。

これらは基本新人全員でやります。

来客のお茶出し

女性の新入社員がやることになっていたので僕は一度もやっていません。

電話番

これはみんな慣れるまで苦労しました。

今思えばたかが電話なのですが当時は物凄く緊張しました。

例えば、相手の名前を聞き忘れたり、セールスの電話と取引先からの電話の区別が付かなくてセールスの電話を社長に回したりと、慣れるまでは散々失敗しました。

 

失敗と言えば、僕の同期でこんなやり取りをした奴がいました。

 

先方「xxシステムのxxです。社長はいらっしゃいますか?」

同期「えっ、えーと。少々お待ちを。ポチッ(保留)」

 

同期「社長に電話なんですが、どこにいるか分かりますか?」

先輩「予定表には何も書いてないし…、分からないね。」

同期「あっ、そっ、そうですか。」

 

同期「ポチッ(保留解除)」

同期「もしもし。現在社長は行方不明になっております。」

僕(ちょwwおまww)

同期「はい。失礼します。(ガチャ)」

 

ちょっと天然の気がある同期の彼は「社長は行方不明」と言ってしまったのですが、先方は納得してしまったのか直ぐに電話は終わりましたw

まぁ、この時期は新入社員が電話番をしている会社が多いので、先方も気にしなかったのでしょうね。

新人研修の内容

メモを取りながら電話する女性社員

こんな感じで会社の中の仕事(雑用)をしながら新人研修をやっていきます。

 

社内で行われた新人研修の内容は次の3つです。

  1. プログラム言語の勉強
  2. パワーポイントでの発表会
  3. 報告書の作成

1.プログラム言語の勉強

入社時点では各新人の配属先は決まっていませんが、各現場ではちゃくちゃくと新人を受け入れられる体制作りが進んでいます。

 

新人研修が終わる6月までに、現場のマネージャー、リーダーはお客さんから新人分の仕事を受注してこなければならないのですが、これが1年を通して一番大変な仕事です。

だってお客さんからしてみたら、全く仕事が出来ない新人をプロジェクトに入れるメリットなんて無いですから。

 

そこで、

マネージャー「最初の半年は単価半額で良いので入れさせて下さい。」

とか、

 

マネージャー「会社として新人のアウトプットは保証しますから。なあ?」

中堅社員「はい。新人のアウトプットは全て私がチェックして完璧な物をお出しいたします。」

中堅社員「あーあ。俺しばらく定時で帰れないや・・・orz」

とかなんとか言って、何とか新人の仕事を受注してきますw

 

そして入社式で各現場のマネージャーは新人と顔合わせし、後のマネージャー会議で、

マネージャーA「うちはあいつが欲しい。」

マネージャーB「じゃあ、あいつはそっちにあげるからあの子ちょうだいよ。」

とか言いながら新人の配属先は決まっていきます。

 

前置きが長くなってしまいましたか、こんな感じである程度は配属先の目処が立っているので、各自配属予定の現場で使っているプログラム言語を勉強しておきます。

僕は最初JAVA案件をやる予定だったのですが、途中からVB.netの現場に行く可能性が強くなったので、勉強内容が変わりました。

まあ、本だけ渡されて後は自習という形式でしたので殆ど何も身に付かなかったですけどね。

2.パワポ発表会

僕の会社はコンサル会社ではなく、よくある派遣中心のソフトハウスなのですが、パワーポイントを作って、社内にいる全社員の前で発表するという内容の研修がありました。

進め方は次のような感じです。

  • 発表テーマはどんな事でも良い。
  • 数分で終わること。
  • 毎日2人づつ順番に発表する。
  • 発表後すぐに先輩社員が悪い点を指摘する。

 

最初の頃は大人数の前で話だけで、緊張して足が震えたりしますw

しかし、何回か発表を重ねていくうちに、慣れや先輩社員のありがたいご指摘のおかげで少しずつ良い感じの発表になっていきます。

先輩社員の指摘は

  • 声が小さい。
  • 下見て話すな。
  • 目配りしろ。
  • えーえー言うな。
  • 何が言いたいのか分からなかった。
  • ストーリー性が無い。
  • スライドが幼稚。
  • 前にも同じこと指摘したよね?あ?

とw、かなり厳しいのですが、毎回指摘を受けた所を少しずつ改善していくので最終的に僕たちはかなり成長することが出来たと思います。

 

2人づつ順番で行うのですが、毎日これをやるので自分の番が終わっても中2日ですぐにまた自分の番になりますのですぐにネタ切れを起こします。

最初の頃は、流石にテーマは何でも良いとはいっても少しは真面目なテーマで作ります。

例えば、

  • 仕事中に眠気を覚ます方法
  • 英語を話せるようになる方法

とか、少しは役に立つテーマを探すのですが、そんなテーマはすぐにネタ切れを起こします。

 

そして、次のテーマが決まらないと土日とかで遊んでいる時でも、ついついテーマを何にするか考えてしまうのです。

僕は車やバイクが好きだったので最終的には、

  • 目的別の車の選び方
  • 新車と中古車どちらが良いか

とか、もはやITの仕事には全く関係ないテーマになっていましたw

3.日報

新人研修中は日報を提出することになっています。

毎日定時前なると、

  • その日やったこと。
  • 問題点
  • 原因
  • 解決策
  • 感想

をワードを使ってA4用紙1枚程度にまとめ、完成したら先輩社員に確認してもらいます。

そして先輩の承認が下りればその日は帰れるという仕組みでした。

 

パワポ発表のところでお話ししたように、かなり厳しい先輩達ですので誤字、脱字、変な日本語などがあれば即突き返されます。

しかし、これらは提出前に自分自身でチェックすれば良いだけなので大したことではありません。

 

僕達が一番苦労したのは、問題点と原因と対策の部分です。

例えば、最初の頃はこんな感じで報告書を提出していました。

 

【問題点】

朝30分遅刻した。

【原因】

寝坊した為。

【解決策】

寝坊しないように気を付ける。

 

まあ、なんというか・・・。

そもそも何故寝坊したのかが分からないですし、気を付けるとかそういう精神論は要らないですw

つまり、問題に対する根本的な原因が突き詰められていないのと、それが出来ていないが為に具体的な対策を考えられていないのです。

 

この例でいうと、

Q:何故寝坊したのか?

A:目覚まし時計が鳴りませんでした。

 

Q:何故鳴らなかったの?

A:目覚まし時計をセットし忘れて寝てしまいました。

 

Q:目覚まし時計をセットし忘れない具体的な方法を考えると?

A:寝室の電気の紐に「目覚まし時計をセット」と書かれた付箋をぶら下げておけば寝る前に電気を消す際に必ず目に入りますので、セットし忘れることはないと思います。

という感じで落とし込むと、

 

【問題点】

朝30分遅刻した。

【原因】

寝坊した為。

→目覚まし時計が鳴らなかった為。

→→寝る前に目覚まし時計をセットし忘れた為。

【解決策】

寝室の電気の紐に「目覚まし時計をセット」と書かれた付箋をぶら下げておく。

 

となり、より具体的な方法でその問題点を潰すことが出来るわけです。

 

問題解決とかそのあたりの話は有料セミナーで色々詳しくやってたりしますが、僕達が新人研修でやったのはこの位です。

それでも、この考え方はずっと役に立ち続けていますので、入社直後の早い時期に身に付けさすこの研修内容はとても良いものだったと思います。

今思うこと

青空

SEに求められる能力として、

  • 相手に分かりやすく物事を伝えられる。
  • 納得感を持ってもらう説明が出来る。
  • 問題の根本原因を見極めて具体的な対策をうてる。

等がありますが、この辺りの能力は新人研修でそこそこ伸ばすことが出来たと思いますので、今振り返ってみても良い研修内容だったと思います。

 

最近「マンガでわかる!マッキンゼー式ロジカルシンキング」という本を読んでみて思ったのですが、僕が受けたこの研修内容はロジカルシンキングを鍛えるにはピッタリの内容です。

先ずロジカルシンキングが出来るようになってから、技術や経験を積み上げていく方が成長スピードも速いと思います。


せっかくここまで良い研修だったので技術面の研修も本だけ渡して「勉強しといて」ではなくて、もっと良いものにすれば良いですね。

 

例えば、実際に小規模な社内用システムでも新人に作らせるとかした方が勉強になりそうな気がします。

レベルアップ

  • 基礎的なビジネスマナーを覚えた。
  • 人前で話すことがさほど緊張しなくなった。
  • 分かり易く伝える力が少し伸びた。
  • 問題の根本原因を見極める力が多少ついた。

 

次の話⇒IT土方に就職した僕「正社員なのに面接するの?」

 - 中小ソフトハウス時代 , ,