退職の意向を伝える方法と順番はどうしよう?
2016/03/20
1次受け企業で、年収500万以上、という希望条件を満たす企業から内定が出たので、僕の転職活動はいよいよ終わりになります。
次のミッションは、現在の会社(社員100人位の特定派遣メインの会社=通称IT土方)に退職の意向を伝えて、予定通り希望日に退職する事になります。
退職届を書いて(退職願ではなくて退職届の方が辞めたいニュアンスが強い)、準備はOKだったのですが、ここで一つ考える点がありました。
それは、
- 誰に?
- どのタイミングで?
- どのように退職の意向を伝えるか?
を決めることです。
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退職の意向を伝える順番
いきなり上司のデスクに辞表を叩きつけるというのも一度は憧れる(?)ものですが、ここは慎重に決めたい所なのでちゃんと考えます。
僕の気持ちとしては、
- 次の会社の条件が破格なので残留する気は0%
- 上司・同僚とも仲が良かったので今後も付き合いを保ちたい
- 社長・役員等の幹部連中は好きじゃないw
という、感じです。
なので、なるべくスムーズに退職出来るようにしつつ、お世話になった人や、今後も付き合いを保ちたい人にも不義理な形にならないようにしようと思いました。
その結果、
- 最初に直上長に口頭で退職の意向を伝える。
- 概ね同意が取れたら退職届を手渡す。
- 退職届を渡した瞬間に、今後も付き合いを保ちたい人達にその旨メールする。
という手順を踏むことにしました。
直上長と言っても人事の権限はないので、いきなり退職届を出すことで面食らって拒絶反応を起こされると面倒かなと思って、まずは口頭で伝えることにしました。
また、2.と3.をほぼ同時にしたかったのは、僕から直接伝えずに、又聞きになるのは不義理かなかなと思った為です。
1.最初に直上長に口頭で退職の意向を伝える
内定が出た翌日、早速僕は内ポケットに退職届を忍ばせて直上長の元へ向かいました。
予め、
「折り入って、お話があるのですが・・・、1時間位お時間取って頂けますか?」
と、連絡を入れておいたので、上長としてもなんとなく重い話である事は察しが付いているはずです。
僕「お疲れ様です。お忙しい所お時間頂きましてすいません・・・。」
上長「お疲れ様。どうしたの?辞めるのw?」
僕「はい。分かりました?」←白々しいですが。
上長「やっぱりそうか・・・、このパターンって大体が退職か休職の相談だからね・・・。」
上長「で、なんで辞めるの?」
僕「実は・・・」
と、予め「折り入って・・・」と連絡しておいた事が功を奏したのか、拒絶反応はなく普通に話を聞いてくれました。
僕は、
- 顧客に近い立場で仕事をしたいこと
- 収入を増やしたいこと
を中心に、退職したい理由を説明しました。
この時、僕は一切現在の会社や人間に対する不満みたいなことは口にしていません。
この機会に不満をぶちまけたらスッキリするかもしれませんが、なるべく敵を作らずにスムーズに退職することが目的なのでそういう話は一切しないことにしました。
あくまでも、次の会社に対する前向きな話だけです。
2.概ね同意が取れたら退職届を手渡す
上長「・・・うーん。なるほどね。」
上長「そういう気持ちが強いんだったら仕方ないかもね。」
上長「しかも、次の会社も決まってるんだもんね。」
僕「はい・・・。」
上長「じゃあ、人事と役員には明日にでも俺から伝えておくよ。」
僕「ご面倒お掛けしてすいません。」
僕「一応、退職届を書いてきたのですがどうしましょう?」
上長「ああw、それも預かっとくよ。」
僕「宜しくお願いします。」
と、退職届は上長経由で人事や役員の元へ届けられることになりました。
僕としては、この時点で9割方退職の手続きはうまくいったかな?と思いました。
3.退職届を渡した瞬間に、今後も付き合いを保ちたい人達にその旨メールする
特に険悪なムードになる事もなく上長には退職届を受け取って頂けたので、後は予め作成しておいた退職の意向を伝えるメールを、今後も付き合いを保ちたい人達に送信すればOKです。
メール自体は大した内容ではなく、
- 本日退職の意向を伝えました。
- 今後はxxxな仕事をする予定です。
- これまでお世話になりました。とても感謝してます。
- 今後もよろしくお願いします。
程度です。
退職日が決まるまでは退職の話を社内の人間に漏らしてはいけない、などと言ったりもしますが、僕はそう思いません。
僕が逆の立場(仲良かった人の退職を知った時)だった時、「人事連絡メール」や誰かの又聞きで知ると、
「あー、この人とは会社内だけの付き合いだったんだな。」
「この会社を辞めたら僕と接点は持ちたくないんだろうな。」
と、そんな風に感じましたから。