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【残業の断り方】外注「残業はお断わりします!」

      2016/03/20

SOFTHOUSE_VOL013

開発のフェーズで増員した外注(45歳 女 独身)は、スケジュール通りに自分の作業が終わっていないにも関わらず、一切の残業を断って必ず毎日定時で帰っていました。

今回はその外注がやっていた残業の断り方の話です。

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残業御断り!!

僕と先輩はタイトなスケジュールをなんとか守ろうとして積極的に仕様を詰めたり、残業したりしました。

滅茶苦茶な設計書を直すのも外注の仕事ですw

 

しかし、この追加で増員した外注は僕達が残業しようが休日出勤しようが一切気にすることなく必ず定時に帰って行きました。

そんな外注のことを派遣先のSIer社員も良く思っていない様子だったので、先輩はかなり気を遣いながら話をしました。

 

先輩「プロジェクトの予算が無くてスケジュールがタイトなんです。そんな中皆んな頑張っているので平山さんも協力して頂けませんか?」

外注「プロジェクトの予算が無いことが私に何の関係があるのですか?」

外注「協力というのは残業しろということですか?」

外注「それなら御断りします。私は定時で帰ります。」

 

これは若い僕には衝撃的すぎましたw

プライベートを犠牲にしてでも会社の為、顧客の為に一所懸命働くのが当たり前、という感覚だった当時の僕にとっては、まさに未知との遭遇ですw

 

先輩「でも、スケジュール通りに終わらないですよね?」

外注「そもそもこのスケジュールに無理があります。」

外注「設計書も滅茶苦茶ですし、私は最初からこのスケジュールでは出来ないと申し上げています。」

外注「それでもやれと仰るなら、会社にクレーム入れるなり、他の外注を探すなりすれば良いのではないですか?」

 

この時僕は、本気で頭イカれてるのかと思いましたw

 

先輩「はあ。そうですか。」

先輩「まあ、平山さんの出来る範囲で結構なので協力して下さい。」

外注「もちろん定時内は協力しますよ。ただ、残業してまで終わらせろというのは無理です。」

外注「私は定時で帰ります。」

 

きっと、この人にとってこうなることは想定の範囲内だったのでしょう。

 

そしてその後先輩と喫煙所に行き、

先輩「タカ、今の話を聞いてどう思った?」

僕「あいつマジでヤル気ないっすね。何なんすかあの態度。」

僕「そんなに毎日早く帰ってあのババア何するんすかねw」

 

先輩は、

「やっぱそう思うか・・・。」

とだけ呟いて、疲れたように煙草を吸っていました。

今思うこと

青空

転職したり、外資で働いたり、独立したりして、少しは視野が広がった今だからこそ分かります。

この外注の行動は正しいです。何一つ間違っていないと思います。

 

彼女は別に僕達や派遣先のSIerの社員と仲良くなりたいとは思っていません。

だとすれば、僕達や派遣先のSIerの社員にどう思われようと痛くも痒くもないですよね。

 

それよりも、くだらないこと(残業)に貴重な自分の時間を割かれることの方がよっぽど苦痛だったのでしょう。

その結果クレームになったりして給料が下がったとしても構わなかったのでしょう。

 

要するに彼女の中では、

職場の人間関係≒お金 <<<<< 自分の時間

という優先順位だったというだけの話ですね。

 

一般的に日本企業は

自分の時間≒お金 <<<<< 職場の人間関係

とするのが当たり前という風潮ですよね。(行きたくない飲み会にお金と自分時間を使って参加するのとか正にこれですね。)

恥ずかしながら当時の僕も完全にこの考え方で、社畜根性丸出しでした。

 

ここまでハッキリと残業を断るのは勇気のいることだったでしょう。

彼女は嫌われる勇気を持って自分の貴重な時間を守りました。僕はそれを称賛したい位です。

 

先輩が僕に対して

「やっぱそう思うか・・・。」

と言った理由が何となく分かります。

 

先輩も小さい子供がいましたので、彼女と同じような考えで、早く帰りたかったのでしょう。

それでも外注や新人の僕の手前そういう訳にも行かず、辛かったんだと思います。

当時は全くそんな事分かりませんでしたが、今振り返るとそんな気がします。

 

外資系企業で働いたことがある人は分かるかと思いますが世界的には「残業=ダサい」という認識です。

日本人(アジア人も)だけです。残業がカッコいい事だと思っているの。

  • スケジュールを調整出来ない。
  • 仕事が遅い。
  • 家族を大事にしない。

だから毎日残業してるんですよね?

 

残業しなきゃ仕事が終わらない?家族の為?そんなの無責任?

 

終わらない?

毎日残業しなきゃ終わらない仕事って、そもそも仕事の割り振り問題がありますよね?

仕事が終わるか終らないかは仕事を割り振った人間が考えるべき課題です。

 

家族の為?

「俺は家族の為に頑張って働いたんだ!」ってやつですか?

いやいや、

「残業を断る勇気がありませんでした。」の間違いでしょ?

 

無責任?

何言ってるんですか。あなたはただの労働者ですよ。

経営者気取りしないで下さい。

元々、何の責任も権限もありませんから。

 

残業を断るのはとても勇気がいる事だというのは良く分かります。

でも自分にとって一番大事なのは残業する時間ですか?

 

もしそうでなければ勇気を持って断りましょう。

そして、自分の時間や、家族と過ごす時間を大事にしましょう。

 

そもそも、嫌われることなく自分だけ早く帰る事なんか不可能なんです。

もしそれが可能となるケースがあるとしたら、「残業は悪い事」という共通認識を持っている会社に転職するか、自分で独立するしかありません。

 

次の話⇒先輩が鬱で休職した話。

追記

残業なんて大事じゃない。頭では分かっている。でも実際に断るのは難しい。

そう思っている人もいると思います。

(というか、僕も経験済みです。)

 

そういう人は基本的に責任感が強いですし、周りに気を使える優しい人なんだと思います。

しかし、それだと何時までも本人が我慢をし続けなければならず、貴重な人生を残業によって失い続けてしまいます。

 

結構売れた本なので知っているかもしれませんが、そういう人には是非一度「嫌われる勇気」という本を読んで欲しいです。

残業を断る事なんて何も難しくないです。

 

ちなみに、帯に、「自由とは他者から嫌われることである(伊坂幸太郎)」

と書いてあるのですが、名言です。(僕的には伊坂幸太郎も好きです。)

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